アマ演劇見に行ってきましたにょ。久々だったー。<錨魂あんかー・そうる>の<メルシー劇場>日曜日の昼間の回。
古い不動産にいたはずの悪いこと続きの青年が、気づいたら昭和30年の今にもつぶれそうなメルシー劇場に立っていて、潰さないために劇場のみんなとがんばる…という話。ハートウォーミングらしいです。
コミカルな部分とか演出はいつも結構好きなんだけど。
毎度帰り道、ここの脚本にダメ出ししてる気がする(笑)…まあ、ものを創る性格の人間なんで。癖ですから。
ハートウォーミング部分のいい台詞が、うわっすべり。いい台詞が突然出てくるのでびっくりするす。いいこといいたいなら理由を作って観客も連れてってください。そして急激にいい台詞に急転するので見てる側の共感がおいていかれるという。そしていやみな人がヘタレいい人に急転する部分の周りの反応が現実的じゃないというか、理解できなかった。いやみなオーナーの息子が「父親ががんばりをほめるのは劇場の人間ばかりで自分は嫉妬していた」とヘタレさを出すなら周りの反応は<嫌い→親近感>じゃないだろう!<嫌い→同情(もしくはかわいそうという哀れみの感情)→親近感>だろう!ワンクッション飛ばしたら感情がついていかんわ(笑)一言二言いれてくれるだけでいいんだ。あ、でも元キャバレーの踊り子ちゃんのいい話部分はすごくきゅんとした。きゅん。なぜわざわざこんな劇場にきたのかという質問に「あったかかったから。あたしも家族になれるかなぁ?」くはー。きゅん。そういうさりげないいい台詞のほうがハートウォーミング!そして途中から突然現れた感のある彼女のキャラクター、出方に理由が与えられた!と思ってお気に入り。キャラクターの作りこみの手間が感じられるのは大好き。
あと男優さんがやたら舞台上で着替える箇所が多かったので思わず数えてみた。まあ、劇場の舞台裏(といえばいいのか)が視点部分だからねえ。
暗闇や灯りや音楽や、あれこれはすごく好きなんですけどね。あ、ヘタレ息子の渇舌は力抜けた(笑)声はいい。
ダメ出ししながら結構実は楽しんでいるんで。また、見にいくっす。…ほんと毎回、脚本の上滑りさどうにかならないかな。


携帯機種交換してきたー。完全見た目で選びました。見た目で選んだ後、なんか機能を色々知りました。テレビとラジオがついてます。なんか音楽聴けるらしいリスモ(実は意味もよくわからない)。流行のワンセグではありません。ピンク可愛いです。きゅうきゅう。