昨日TRPGの話をしてたら。
GMやったときの失敗談を思い出したので。
続、TRPG思い出話。


性転換薬ってあるじゃないですか。ソードワールドとかだと、ムーンライトドローンとかだったかな?
そのときは違うシステムだったと思うんですが。
性転換薬をPCが飲まされて、元に戻るための材料を探すというシナリオをやったのですよ。
確かコンベンション用のシナリオ。
セッション自体は問題なく終わったのですが。
コンベンションセッションの終了後に薬を飲まされたプレイヤーさんの一言「男性キャラをつくったはずなのに、結局ほとんど女性でしたー」で、あ、失敗した!と思ったわけです。
単発セッションに向くシナリオじゃなかった!と。
キャラクターの性別が入れ替わってしまうというイベントをより面白く感じるなら、キャンペーンの2回目3回目以降でやるべきシナリオで。
1回だけのセッションだとキャラクターの個性を感じる前になってしまって、自キャラへの感情移入とか、転換に対してのどうしよう!とか思う感情も薄いだろうしなと。
単発なら対象がNPCのほうがよかったのかも。
…と、反省を思い出していたら。
なんだか性転換薬をつかった単発用シナリオアイディアが浮かんでしまいました。
お。
無駄にシナリオできそう(笑)


コンベンション用シナリオのテストプレイって勉強になるですよね。
1回やってみて問題点を修正して本番に望めるという点で、ひとつのシナリオを作りこめるし。
2回くらいテストプレイしてるとぜんぜん違う方向にいったりするの面白かったし。
他人の意見で腕を磨くという青臭い段階は過ぎ去ったと思いますが。
自分のシナリオを自分で省みるという機会が、自分にシナリオを客観的に作る方法を覚えさせたというか。
個人的に。GMに必要なのは客観性だと思うのですよ。
他人がいまどんな感情を抱いている、こういわれたらどんなことを思うか、これに気づかなかったらどうするか。
それを常識的に読めたら難のあるシナリオにはならないですから。
ちなみに、とっぴな感情ボタン行動ボタンをお持ちのプレイヤーさんの行動が読めないことは仕方ないと最初からあきらめてるから。非常識な行動好きのプレイヤーさんのことまで考えていないことをなんら恥ずかしいとは思わないですよ。うふふ。