本日は週末に見た映画感想など。
俺は、君のためにこそ死ににいく」「バベル」「ゲゲゲの鬼太郎」「東京タワー」。
イチバン面白かったのは鬼太郎ですかねえ。もう1回みたいので、DVD化したらまたみるです。
東京タワーも堪能。みずほさんのオダギリ好きに付き合わされた相方がオダギリ演技に魅了されててにんまり。
以下ネタバレ含むので見る予定のある人は要注意。



「俺は、君のためにこそ死にいく」
同じ髪型で人物の見分けのつかなっぷりが、その時代風味で笑えました。
あとその時代っぽい純愛とか。
ときどき邪魔な演出が入って興ざめ。おばあちゃんが語るとこに戻すのとか、声だけでいいでしょあれは。
イチバン印象に残っているのは、最初に特攻を志願してくれないかと強制志願を頼まれた飛行機乗りのかたが頼まれて返事するまでの表情。あれは絶品でした。
中だるみはさほどないけど…盛り上がりもそんなになかったような。
ラストの非現実的表現がやっぱり興ざめ。
せっかくその時代の現実でつくってるのに急に非現実表現は、精神的な部分を出したいのでも過剰すぎたと思うのです。や、蛍になったとか桜の下でとかのシーンがあるのはいいんだけど。幻影はいらないと。安っぽくなったと。


「バベル」
アメリカ人がつくったフランス映画?
盛り上がりもなく坦々としたストーリーに、それだけだとつまらないので奇抜な映像や性表現つかうのってカンヌっぽいと思うのはみずほさんだけか。でも、べっとり練りこんであった社会問題はアメリカ人くさい。
感じ取るというよりは、前面に社会問題押し出してて、メキシコやイスラムへのイメージをよいように落としてて…脳みそいらないー。
日本の部分…少なくともそこのうそくささはわかったので、きっと各国を表現してますが他の国もうそっぽかったのでしょうね。気づかなかっただけで。普通、日本人はそう表現しない…みたいな部分。たとえば悪口として「あんたの父親と」とかは普通「あんたの男と」とかだろうし。あと「歯医者に行きなさい」って表現もアメリカン(笑)日本のイメージを表現するのに経済ニュースとか(笑)イメージの塊みたいで笑えました。銃への感覚とかもありえない。
聾の女子高生があまり美人でなくてかつ非常に女子高生的な体系で、印象いいです。あれで可愛いタレント的容姿だったらうそくさいー。彼女の裸体の筋肉と脂肪が混在してるあの年齢特有の体系。セクシーさを覚えないとこがよい。てか、もっと可愛かったら彼女の精神に抱える問題は起こってないと思う。だからあの容姿がよろしかったと思います。
あとは…ブラッドピットがいたけどいただけ。イメージでつくってみましたな、なにもない映画。


ゲゲゲの鬼太郎
お前は猫娘の何が不満だー!(笑)
イチバン叫びたかったこと。
いやまあ…そういう関係なんだよね。うん。わかってる。
はー手足きれいで猫娘かわいかった…。
ちょっとすれたカンジの鬼太郎がよかったです。ウエンツの魅力が全開で。寝転がるとことかかわいかった…。細かいところでツッコミどころ満載(あれは映画館でなくDVDとかでみんなでわいわいツッコミ入れながらみたい)。鬼太郎もツッコミまくり。
とてもコミカルで面白かったのです。みた直後にもう1回みたいと口に出た映画。


「東京タワー」
オダギリのスタイルのよさに延々魅了されてみる。オダギリの飄々とした演技大好きー(><)
「ひかせーひかせー」という言葉がクセになる。
表現の使い方で一瞬誤解させてすぐそれを誤解だと気づかせるのとかの演出が好き。
若いころと今のオカンの髪型が一緒で違和感がないとこが見事。
さわさらと細かくネタが盛り込んであってそれを説明しないとこが非常に日本的映画っぽくて好きな表現。
思ったより笑わせてくる。
闘病シーンが長くなくて、それを覚悟したのでちょっとほ。
流れが非常に入り込みやすくて、みずほさんお気に入り。
非常に上手に小気味よくつくってあって、好きなカンジでした。